よく、業界外の人に自己紹介をすると、
『プロデューサーって何をする人なんですか?』
というようなことを言われる。そして、
『偉い人なんだろうなとか、胡散臭い!みたいなイメージしかない』っと
確かに僕もプロデューサーと聞いて、なんの仕事をしてる人か全く分からなかったし、
荒戸さんから『赤目四十八瀧心中未遂』の時に、「しんちゃんにプロデューサーをやって欲しいんだよね、俺を監督に専念させてくれないか?」と言われた時も全く意味がわからないまま「うん、分かった。やってみる」と答えていた。
そしてそこから、プロデューサーというのがなんなのか、今も探り続けてやっているんだと思う。
まず、一言にプロデューサーと言っても色んな役割のプロデューサーがいるし、
色んなタイプのプロデューサーがいるから解りにくい。
ざっと上げても
プロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
アソシエイトプロデューサー
ラインプロデューサー
コ・プロデューサー
キャスティングプロデューサー
宣伝プロデューサー
アシスタントプロデューサー
などなど
そして、同じプロデューサーと言う肩書きでも、やっていることは人それぞれだ。
最近その手の質問をされた時は、
『あくまで僕が思うプロデューサーですが、映画を直接作るのが監督で、監督の選定含め映画を作る環境を作るのがプロデューサーですかね』と答える。
プロ野球で言うと、監督がそのまま映画でも監督で、球団の経営状態も加味しつつ、監督を誰にするか?選手の補強をどうするか?収益まで考えるGMのような感じなのかな。
と、まあもっともらしいことを書いてみたけど、未だプロデューサーというものを模索しながら足掻いている、というのが現実です。
でもこれだけは言いたい、一部の変なプロデューサーはいるかもしれないが、僕が仲のいい、僕の周りのプロデューサーたちは、ほとんどが映画が好きで、人が好きで、一生懸命頑張っている良い人たちばかりです。
だから、プロデューサー=映画のために頑張る良い人たち!
と思われる日が来ることを祈って、、
いや、ほんとはどうでも良いかな。好きなように思ってもらって、笑
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